副業をするなら知っておきたい!確定申告のルール・種類・手順と効果的な節税テクニック

副業をするなら知っておきたい!確定申告のルール・種類・手順と効果的な節税テクニック
加智

こんにちは、加智です。本業はサラリーマンですが副業でクラウドワークスとランサーズを始めてから早3年、年収は副業のほうが上回るようになりました。副業のことなら僕に任せてください!

副業である一定の金額を稼げるようになったら、考えなくてはならないのが確定申告です。

本記事では確定申告のルールと種類、手順、節税テクニックを網羅的に解説。

また確定申告に便利なツールも紹介しています。

目次

副業をするなら知っておきたい!確定申告のルール

加智
確定申告のルールは、副業をするうえで確実に押さえておきたい知識です。ルールに違反するとペナルティを課せられることもあるので注意しましょう。

会社が税金納付を代行してくれる会社員と違い、副業では税金の納付を自身で行わなければなりません。

そのための手続きが「確定申告」です。

ここからは確定申告の基本的なルールを解説していきましょう。

確定申告の仕組みは「申告納税制度」

日本では所得税の税制として「申告納税制度」を採用しています。

申告納税制度とは、納税をする個人・企業が、税額の算出・申告を行う制度のこと。

つまり副業の場合には、納めるべき所得税額を個人が計算して、自己申告する必要があるのです。

そして確定申告とは、この自己申告のための手続きを指します。

当然、自己申告だからといって納税額をごまかすことはできません。

社会人として、ルールに則った手続きを行いましょう。

副業で確定申告が必要になるケース

副業で確定申告が必要になるケースは次の2つです。

  • 副業収入が20万円を超える場合
  • 確定申告をしたほうがお得な場合

ここからはそれぞれのケースについてくわしく解説します。

副業所得が20万円を超える場合

副業所得が20万円を超える場合は確定申告が必要になります。

その中の1つ目のケースは年間20万円以上の給与を、2ヶ所以上の会社から受け取っているとき。

具体的には、副業が時給制のパートまたはアルバイトで、なおかつ年間の給料が20万円以上というケースが挙げられるでしょう。

この場合、副業は年末調整の対象外となるため、確定申告が必要になります。

2つ目のケースは副業で得られる所得が「給与所得以外」の場合にも、年間20万円を超えた時点で確定申告が必要です。

なおここでいう「所得」とは、副業の収益から副業をするうえで発生した出費、つまり経費を差し引いた額を指します。

たとえば20万円で仕入れた商品を30万円で売却した場合、ほかに費用がかかっていなければ、30万円から20万円を引いた「10万円」が所得ということに。

そして上記の例の場合、1年間でほかに収益があがっていなければ、確定申告は不要です。

確定申告をしたほうがお得な場合

上記の2つのケース以外に、確定申告をした方が結果としてお得になる場合があります。

例えばクラウドソーシングなど報酬制の仕事であれば、報酬の一部を源泉徴収として前払いしていることも少なくありません。

その場合、確定申告をすると、払いすぎた分が戻ってくるためお得です。

さらに家族全員の年間の医療費が10万円を超える場合にも、確定申告をすることで、医療費の一部を所得から差し引くことができます。

この「医療費控除」を受けるためにも、確定申告が必要です。

所得金額に対する所得税の計算方法

所得税は、所得金額から「控除額」を差し引いたうえで「税率」を掛けて求めます。

式にすると次のとおり。

(所得金額 – 控除額) × 税率 = 所得税

なお控除額と税率は、所得金額に応じて7段階に分かれています。

所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万1円〜330万円 10% 97,500円
330万1円〜695万円 20% 427,500円
695万1円〜900万円 23% 636,000円
900万1円〜1,800万円 33% 1,536,000円
1,800万1円〜4,000万円 40% 2,796,000円
40,000万円以上 45% 4,796,000円

たとえば収益から経費を差し引いた所得金額が500万円のときの数字を、式にあてはめてみましょう。

(500万円 – 42万7500円) × 20% = 91万4400円

このように所得税額を求めることができました。

確定申告を怠った場合のペナルティ

確定申告は「社会人の義務としてやるべき」ということはもちろん、怠った場合にはペナルティが発生します。

具体的には、期日までに確定申告を行わなかった場合に延滞税が、故意に確定申告を行わなかった場合には無申告加重税が、通常の所得税に上乗せして課せられることに。

延滞税 税額の7.3〜14.6%
無申告加算税 税額の15〜20%

そのため、確定申告を行わないという選択はかなりリスキーです。

確定申告の義務が生じた場合には、必ず期間内に手続きを行うようにしましょう。

Point

確定申告が必要なラインは年間20万円以上!

給与所得以外の副業は経費を差し引いて計算!

確定申告を怠るとペナルティがありリスキー!

確定申告の種類は白色と青色の2つ

加智
確定申告は、可能であれば白色よりも青色がおすすめ!税額を低く抑えることができますよ!

確定申告にはおおまかに白色申告と青色申告の2種類が存在します。

また後述するように、青色申告はさらに「10万円控除」と「65万円控除」に分類可能。

それぞれの特徴とメリット・デメリットについて、解説していきましょう。

簡単に申告できる「白色申告」

白色申告は最も簡単にできるタイプの確定申告です。

売上先とその金額、経費を記録した簡易的な帳簿をつけるだけなので、簿記などの専門知識やツールがなくても、スムーズに手続きを終えることができます。

ただし発生した全所得分の税金を納める必要があるため、税額をできるだけ抑えたい方は、次に紹介する青色申告を選びましょう。

リターンが大きい「青色申告」

次に青色申告の特徴を紹介していきます。

青色申告は、単式簿記または複式簿記という専門的な記帳方法で、副業の支出入を細かく申告するというもの。

専門知識がなくても確定申告ソフトを使えば白色申告にほんの少し毛が生えた程度の難易度で所得控除を受けることができます。

いうなれば国が行う仕事を軽減させるかわりに、税金を安くしてくれるというイメージです。

なお青色申告をする場合、その年の3月15日までに事前申請が必要なので注意しましょう。

実際に差し引かれる金額は10万円または65万円の2通り。

以下でそれぞれの特徴を見ていきます。

10万円の特別控除を受ける場合

10万円控除の青色申告では、単式簿記による記帳と損益計算書の作成が必要です。

白色申告と比べて細かく支出入を計算する代わりに、所得税から10万円を差し引いた額で税金を計算できます。

例えばもともとの所得が335万円だった場合、白色申告なら税率が20%になるところ、青色申告10万円特別控除の手続きを行えば、税率の段が変わるので10%におさえることが可能になります。

すると単純計算で、年間26万円以上もお得に。

当然、金額が大きくなればその差も広がっていくため、可能であれば青色申告を選ぶのがおすすめです。

65万円の特別控除を受ける場合

65万円控除の青色申告では、支出入を細かい「勘定科目」に仕訳する複式簿記の記帳に加えて、損益計算書/貸借対照表の作成が必要です。

白色申告や10万円控除の青色申告と比べて、手続きはかなり複雑。

それだけに所得税から65万円を差し引くことができ、とてもお得になります。

なお手続きの際に「電子帳簿保存またはe-Taxの使用」という要件を満たしていない場合、控除額が55万円になるため注意しましょう。

e-Taxは国税の各種手続きをオンラインで行えるシステムで、下記のリンクからアクセスができます。

国税庁 確定申告書等作成コーナー

各申告方法ごとの税額の例は次のとおり。

確定申告の方法 所得額350万円の場合の税額
白色申告 614,500円
青色申告
10万円控除
594,500円
青色申告
65万円控除
275,250円

このように所得が同じであっても、確定申告の種類によって所得税額に大きな差が出ます。

Point

白色申告は簡単だけど控除はなし!

青色申告は難しいけど税金が安くなる!

手続き方法により控除額が異なる!

初心者向け!確定申告のやり方を徹底解説

加智
副業を続けていくなら、確定申告は毎年の大きなイベントになります。手順をしっかりと押さえて、効率的にこなしていきましょう。

ここからは確定申告をしたことがない初心者の方にむけて、具体的な手続きの手順・方法を解説していきます。

事前に準備しておくべきことも紹介するため、直前になって焦ることのないようにぜひチェックしてみてくださいね。

確定申告をすべき期間と1年間の準備

確定申告の期間は基本的に、毎年2月中旬から3月中旬までです。

ではその期間まではやることがないかというと、そんなことはありません。

スムーズに確定申告を済ませるためには、1年を通してこまめに売上や経費などを記録しておくこと、つまり記帳が重要になります。

確定申告の5ステップ!

確定申告の流れは次の5ステップ。

  • ① 収入と経費を「記帳」する
  • ② 必要書類をそろえる
  • ③ 確定申告書を作成して申告
  • ④ 所得税を納付する
  • ⑤ 書類は念のために7年間は保存

ひとつひとつ順番に解説していきましょう。

① 収入と経費を「記帳」する

確定申告では副業による収入・支出などの情報を、決められた形で書類に記載して、税額を申告しなければいけません。

正確な申告をするためには、1年をかけて、お金の流れを日付とともに細かく記録しておくことが必須。

また経費の証明として、レシートや領収書などの情報を保管しておくことも重要です。

なお経費に回すことのできる項目や、記帳に便利なツールについては、後ほどくわしく解説していきます。

② 必要書類をそろえる

確定申告に必要な書類は次のとおりです。

  • 確定申告書
  • 本人確認書類
  • 源泉徴収票
  • 各種控除の証明書

確定申告書には大きくAとBの2種類があり、副業がパート/アルバイトならAを、それ以外であれば基本的にはBを選びます。

いずれの書類にせよ、税務署・役所から入手をするか、e-Taxシステムで印刷が可能です。

また副業がパート/アルバイトなどの場合には、源泉徴収票の提出も必要になります。

③ 確定申告書を作成して申告

確定申告の期日になったら、1年分の記帳内容をもとに、確定申告書を作成して税務署に提出します。

確定申告書の主な項目は次のとおり。

  • 住所・氏名
  • 収益・経費
  • 所得控除
  • 所得税額
  • 還付される税金の受取場所等

これらの内容を決められた様式に従って記載していきます。

また確定申告書の提出方法は次の3種類です。

  • 所轄税務署に郵送
  • 所轄税務署に持参
  • e-Taxで申告

e-Taxでの提出には、マイナンバーカードと市販のICカードリーダライタ、または税務署で発行されたIDとパスワードが必要になります。

④ 所得税を納付する

確定申告を行ったあと、納めるべき所得税が発生している場合には、3月15日までに納付をしましょう。

納税の方法は次のいずれかです。

  • 振替納税
  • 現金で納付
  • e-Taxで納付

振替納税は預貯金口座からの引き落としで、3月15日までに必要書類を提出することで行えます。

また現金で納付する場合には、金融機関または税務署の納税窓口に納付書を添えて持参しましょう。

e-Taxを利用すればオンラインでの納付手続きも可能です。

なお源泉徴収の一部などが払い戻される場合、確定申告から1ヶ月〜1ヶ月半後に指定の講座に振り込まれます。

⑤ 書類は念のために7年間は保存

確定申告で用いた帳簿・領収書などの書類は、最低でも7年間は保存しましょう。

厳密に法律で定められている期間は、帳簿であれば7年、領収書であれば5年などと違いがあります。

しかし保管期間を間違えて書類を処分してしまうと、のちのち問題になる可能性も。

そのため基本的には一律で7年間の保存をしておくと安全です。

本業が副業禁止の場合の対処法

「本業の会社が副業禁止のため、隠れて副業をしている」という場合、確定申告の際にとるべき手続きがあります。

前提として、何の対処もせずに確定申告を行うと、副収入分の住民税が本業の会社に請求されて、副業がバレてしまいます。

回避方法としては、確定申告書の「給与・公的年金等に係る所得以外の所得に係る住民税の徴収方法の選択」という項目で「自分で納付」を選択すること。

これにより住民税の請求が自宅にとどくため、会社にバレるのを阻止できるでしょう。

ただしどれだけ対処をしたとしても、100%バレないとはいいきれません。

可能であれば上司に相談してみることを推奨します。

Point

確定申告を1年を通しての準備が重要!

書類は最低でも7年間は保管すること!

会社に副業を隠すためには手続きが必要!

確定申告をする前に!節税テクニックを紹介

加智
副業で効率的に稼ぐためには、税金対策も重要なポイントです。ただし方法を間違えると脱税になるため、正当な方法をしっかりと押さえておきましょう。

副業での利益を高めるためにも、税額はできる限りおさえたいところ。

そこでここからは、副業をするうえで有効な節税テクニックを解説していきます。

経費を計上して赤字扱いにする

節税のポイントひとつめは、経費扱いにできる出費をできるだけ経費に回すというシンプルなもの。

経費が増えれば増えるほど、課税対象となる所得金額が少なくなるのは前述した通りです。

さらに収益よりも経費が大きくなると本業分の所得と相殺でき、確定申告をすることで所得税の一部が戻ってきます。

経費として扱える出費は、たとえば以下のようなもの。

  • 家賃/通信費/水道光熱費の一部
  • 交通費
  • 接待・交際費
  • 消耗品費
  • 事務用品費
  • 広告宣伝費
  • 仕入れ
  • 取材費

副業を自宅でしている場合、家賃/通信費/水道光熱費などプライベートにも副業にも関連する出費は、副業に占める割合を計算することで一部を経費として計上することが可能です。

なお経費の認識に税務署とのズレがあった場合、指摘されたタイミングで修正すれば、ペナルティが課せられることはありません。

青色専従者給与を利用する

ご家族と同居している方におすすめなのが青色専従者給与です。

これは青色申告のみの特典で、副業の手伝いをしてくれた家族に払う給与を、所得から控除できるというもので青色申告承認申請書を提出する必要があります。

上限の設定もないため、基本的に給与は自由に決めることができます。

とはいえあまりにも高い金額を設定すると税務署からの問い合わせの対象になりかねないため、基本的には10万円以内を目安にするとよいでしょう。

うまく利用することで税額を簡単に減らすことが可能です。

利益が500万円を超えたら法人化を考えよう!

所得税は「累進課税制」が採用されており、所得金額が高くなるほど税率もあがっていきます。

一方、法人化した場合、所得税のかわりに発生する税金は、どれだけ稼いでも利益の2〜3割ほど。

そのため所得が500万円を超えるのであれば、法人化することで税額が低くなる可能があります。

各要因が絡んでいることから人によって違うのでこちらの記事を参考にするか不安な人は一度税務署に相談に行きましょう。

節税はいいけど脱税はNG

以上、節税の方法について解説してきましたが、いうまでもなく脱税はNG。

具体的には発生した収益を隠したり、副業とは関係のない出費を経費と偽って報告したりといった悪質な隠蔽・偽装行為は、完全に違法です。

脱税と判断された場合、重加算税が課せられ、税額の35〜40%が徴収されます。

確定申告の際には、必ずモラルに則って、正確な報告を心がけましょう。

Point

節税のポイントは経費を計上すること!

年間500万円を目安に法人化を考える!

脱税には重いペナルティが課せられる!

確定申告をするのに便利なツールを一挙紹介!

加智
とくに青色申告を行う場合、確定申告に役立つツールを使うことで、時間と手間を大幅に削ることができます。がっつり副業をするなら、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

簿記の知識がない方にとって、青色申告は複雑で難しい手続きです。

また1年を通じた収益や経費の計上も、なかなか面倒な作業のひとつ。

そこでここからは、確定申告をスムーズに行うための便利なツールを解説していきます。

確定申告をスムーズに行いたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

おすすめのクラウド会計ソフト3選!

クラウド会計ソフトとは、帳簿の作成・記録や確定申告書の作成をサポートしてくれる便利なサービスのこと。

知識がないと難しい青色申告であっても、クラウド会計ソフトを利用すれば、簡単に作成することができます。

サービスによって料金がかかるものの、税理士に依頼するよりはずっとリーズナブル

副業である程度の収益をあげている方は、ぜひ利用してみてくださいね。

freee

freeeのトップページ

クラウド会計ソフトの先駆けとして、高い人気をほこるのがfreeeです。

質問に答えていくだけで、簡単に記帳や確定申告書の作成ができ、知識ゼロの初心者にもおすすめ。

スマホアプリの機能も充実しており、領収書やレシートを撮影するなど、細かい経費もスムーズに記録できます。

登録できるプランは次のとおり。

プラン名 年間料金 主な機能
スターター 11,760円 確定申告書類作成
申告書類の提出機能
チャットサポート
スタンダード 23,760円 スターター全機能
レシート写真読取
入金・支払レポート
サポート優先対応
プレミアム 39,800円 スタンダード全機能
月締め
電話サポート
税務調査サポート補償

なおすべてのプランが、最初の30日間は無料で利用できます。


弥生

弥生オンラインも、青色申告のための記帳・書類作成をスムーズに行うことが可能な会計ソフトです。

優秀なAIを搭載しており、銀行明細、クレジットカード、ICカードなどのデータを取り込んで自動で仕訳をしてくれるのも嬉しいポイント。

さらに白色申告であれば完全無料で利用することができます。

プランは次の3種類から選択可能です。

プラン名 年間料金 主な機能
セルフ 1年間無料
8,000円
確定申告書類作成
申告書類の提出
スマート取引取込
レポート機能
帳簿作成
ベーシック 1年間6,000円
12,000円
セルフ全機能
操作質問サービス
トータル 1年間10,000円
20,000円
ベーシック全機能
業務相談

最もリーズナブルなプランであっても、ほぼすべてのサービスを使うことができ、コスパに優れた会計ソフトといえるでしょう。


MoneyForwadクラウド

確定申告書類の作成はもちろん、AIによる提案機能で自動入力・自動仕訳ができるため、記帳に時間と労力をさく必要がありません。

連携できる金融機関やクレジットカードなどのサービスは約3,600にものぼり、使い勝手のよさが際立ちます。

またすべてのプランでメール/チャットのサポートを受けることもできるため、はじめて会計ソフトを使う方にも安心です。

各プランは以下のとおり。

プラン名 年間料金 主な機能
パーソナルミニ 9,600円 確定申告書類作成
明細の自動取込
取引書類作成
チャットサポート
パーソナル 11,760円 ミニ全機能
各種レポート機能
口座残高照会
帳簿残高との突合
パーソナルプラス 35,760円 パーソナル全機能
電話サポート

パーソナルミニは、取引先の登録数が15件までという制限はあるものの、リーズナブルな価格で利用することができておすすめです。

経費計上におすすめのツール2選!

次に経費計上をするうえで、とくに便利なツールを紹介していきます。

手間と時間を削減することができるため、忙しい方はぜひ取り入れてくださいね。

副業専用のクレジットカードを作る

副業とプライベートで同じクレジットカードを利用していると、経費計上で両者の出費を仕分ける作業が発生してとても面倒です。

そのためプライベートで使っているものとは別に、副業専用のクレジットカードを作ることをおすすめします。

クレジットカードは前述のクラウド会計ソフトとも連携ができるため、経費の計上がかなり楽になりますよ。

さらに所得税の納付も、オンラインの手続きをすればクレジットカードで支払いができて便利です。

交通費の管理ならモバイルSuica

副業での交通費を管理するならモバイルSuicaがおすすめ。

履歴確認や履歴のダウンロードが手軽にできるうえに、会計ソフトとも連携することができ、自動仕訳をしてくれるため、交通費をひとつひとつ計上していく手間が省けます。

副業のために公共交通機関を利用する方は、ぜひ専用のSuicaを用意しておきましょう。

Point

ツールを使えば時間と手間を削減可能!

青色申告をするならクラウド会計ソフト!

経費計上にはクレジットカードが便利!

まとめ:副業をするなら確定申告は忘れずに!

加智
副業をするときは、確定申告を見据えて事前に準備を進めておきましょう。とくに記帳は、習慣にすることでスムーズに確定申告を終わらせることができますよ!

以上、副業をするうえで知っておきたい確定申告のルール・種類・手順と便利ツールについて網羅的に解説をしてきました。

確定申告は社会人としての義務であり、怠ることはペナルティを受けるだけでなく信用にも関わります。

本記事の内容を参考に、ぜひルールに従って確定申告をこなしてくださいね。

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