パラレルワーク・副業って何?違いは?おすすめの仕事や求人サービスも紹介!

パラレルワーク・副業って何?違いは?おすすめの仕事や求人サービスも紹介!
加智

こんにちは、加智です。本業はサラリーマンですが副業でクラウドワークスとランサーズを始めてから早3年、年収は副業のほうが上回るようになりました。副業のことなら僕に任せてください!

「パラレルワーク」という言葉を聞いたことがありますか?パラレルワークとは、複数の仕事を並行して進めている状態を言います。

パラレルワークの他にも、「副業」「複業」「兼業」等働き方に関する言い方はたくさんあります。

さらに収入を増やすためにパラレルワーク・副業に興味があるけれど、稼げるのか・どのような仕事が良いのか不安も多いですよね。

パラレルワークには、メリット・デメリットがあり、向いている職業もあります。

パラレルワークや副業とはどんな意味なのか、メリット・デメリットは何かについて解説します。おすすめの職種や求人サービスも紹介するので、参考にしてみてください。

パラレルワークとは?副業や複業とは何が違うの?

加智
マネジメントの父とも言われているP・F・ドラッカーが著書の中で提唱した「パラレルキャリア」という考え方が話題になりました。そして、パラレルワークという働き方も注目されています!

働き方改革の元、多くの企業で本業とは別に仕事を持つことが可能になり、副業をしたりパラレルワークという形で働く方も増えてきました。

ランサーズによる「フリーランス実態調査2019年版」によると、フリーランスの人口成長率は5年間で19%増となっており、労働している人の中で約6~7人に1人がフリーランスであるという調査も発表されています。

フリーランスにもパラレルワーク・副業・複業・兼業など、さまざまな言い方や働き方があります。

パラレルワークとはどのような働き方を言うのか、副業や兼業との違いについて解説します。

パラレルワークとは


パラレル(parallel)には「平行」や「並行」といった意味があり、パラレルワークとは2つ以上の仕事を並行しておこなっている状態を指します。

並行しておこなっている点がポイントで、2つの仕事をおこなっている場合、どちらか片方が本業で片方がサブの仕事というように順位づけがされているのではなく、両方を本業としておこなっているイメージです。

P・F・ドラッカーが著書の中で語っている「パラレルキャリア」は「現在の仕事以外の仕事やボランティアをおこなうこと」とされており、収入があるかどうかではなく、複数の環境に触れたり幅広い人間関係を築くことが重要視されています。

そのため、「パラレルワーク」という言葉は、収入を重視するよりも自身のスキルアップに繋がることが重視されています。

副業とは


副業とは、「副」とついているように、副業となる仕事に対して本業となる仕事を持っている働き方を指します。

本業と副業の境目となるポイントは収入や雇用形態です。

得られる収入が多く自身の生活においてメインの収入源となっている仕事を本業と言い、本業には満たないほどの収入を得ている仕事を副業と呼ぶ。

もしくは、正社員として働いている仕事を本業と言い、アルバイト等非正規雇用で働いている仕事を副業と呼びます。

本業となる仕事と副業となる仕事が明確に分かれているのがポイントです。

兼業とは


兼業とは「兼」とついているように、2つ以上の仕事や活動を掛け持ちしている状態を指します。

「兼業農家」を例に挙げ、実家の仕事として農家を営んでいるが平日昼間はサラリーマンとして働いているとします。この場合は、サラリーマンとしての給料は自身に入りますが、農家としての収入は実家(親)に入っていることが想像できます。

「兼業主婦」を例に挙げると、パートや正規雇用で働いている分の給料は入りますが、主婦として動いている分の対価はないと考えるのが一般的でしょう。

このように、「兼業」の場合には、正規雇用か非正規雇用かは関係なく、収入を得ているかどうかも関係ありません

Point

パラレルワークは並行して仕事をする働き方!

副業はメインの仕事が別にある働き方!

兼業は仕事に限らず掛け持ちしている状態!

パラレルワークのメリット

加智
多くの企業でリモートワークが取り入れられたり、フレックスタイム制が導入される等、働き方の幅が広がっています。パラレルワークは、企業が取り組む新しい制度を活用しながら働けるのもメリットです。

パラレルワークのメリットとして主に以下の5つが挙げられます。

  • 収入が増やせる
  • 視野が広がる
  • 収入源の分散化でリスクを減らせる
  • 知識や経験を得ることができる
  • 自身のマネジメント能力を得ることができる

パラレルワークをすることによって、なぜこのようなメリットが考えられるのか解説します。

収入が増やせる


パラレルワークをすることによって得られるメリットとして一番に挙げられるのが収入の増加です。

パラレルワークでは、副業のようにメインの仕事とサブの仕事を分けて考えるのではなく、並行して仕事をおこなうため、それぞれで得られる収入も多く、合計として得られる収入が増えます

今従事している仕事だけでは収入に満足できないからと、パラレルワークを始める人も少なくありません。

視野が広がる


パラレルワークでは、従事している1つの仕事とは異なる職種や領域の仕事を並行しておこなうこともできます。

異なる職種の仕事では環境も異なるため、さまざまな世界を見ることができ視野が広がります。

視野が広がれば、1つの仕事だけでは関わることがなかった人との関係を築くことができたり、より自分に合った仕事を見つけられるきっかけにもなります。

収入源の分散化でリスクを減らす


2008年にリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻したことによって起こったリーマンショックでは、世界規模で金融危機が起こりました。

現代では、大企業だからといって必ずしも安定的・永続的に働き続けることができるとは限りません。

1つの仕事だけに従事し生活するための収入を得ていると、その仕事がなくなってしまった時のリスクがそれだけ大きくなります。

パラレルワークで複数の企業や仕事をして、収入源を分散化することでリスクを減らすことができます。

1つの仕事がなくなってしまったとしても、他のスキルを身に付けて働く場所があるのは、安定した生活を続けていくためにも大切です。

知識や経験を得ることができる


1つの仕事に従事して知識を深めていくことも大切ですが、複数の仕事をすることでまた新しい知識や経験を得ることができます。

また、得られた知識で新しい視点に立つことができ、さらに視野が広がり自身のスキルアップに繋がるでしょう。

特にディレクター等さまざまな職業や多くの人たちと関わりながらまとめるような仕事では、複数の知識や経験が役に立ちます。

クライアントだけでなく、一緒に働く仲間の視点に立って仕事ができることで、より効率的で柔軟な対応ができるでしょう。

自身のマネジメント能力が上がる


パラレルワークをする上で大切なので、時間管理や仕事量の調整等の自身のマネジメント能力です。

どの仕事にどれだけ時間をかけるか、仕事量を調整して納期の管理をする必要があります。

パラレルワークを初めて徐々に仕事を増やしたり、関わる人が増えてくると、どのくらいの仕事量ならこなせるのか分かるようになり、調整ができるようになっていきます。

パラレルワークを続けていくことで、自身のマネジメント能力が上がることもメリットの1つです。

Point

収入源の分散化でリスクを減らし収入を増やせる!

知識と経験を得られて視野が広がる!

多種多様な働き方でマネジメント能力が身に付く!

パラレルワークのデメリット

加智
パラレルワークや副業に関する規則がどのように定められているのか、他企業でも働くことに理解があるのかは企業によってさまざまです。パラレルワークで働ける環境が整っているのか確認してみましょう。

パラレルワークのデメリットとして主に以下の3つが挙げられます。

  • 会社の就業規則に注意が必要
  • 時間の確保が難しい
  • 周りの理解を得るのが難しい

パラレルワークをすることによって、なぜこのようなデメリットが考えられるのか解説します。

会社の規則に注意する必要がある


企業によっては自分の会社以外で並行して業務をおこなうことを規則として禁止している場合があります。

また、企業と雇用契約を結ぶ場合、ほとんどが守秘義務に関する規則が明記されています。

パラレルワークをする際、企業に関する情報を他企業へ流出させてしまうと守秘義務違反にあたり、就業規則に違反してしまうことになります。

働いている会社では、パラレルワークや副業に対する規則はどうなっているのか、しっかりと確認しましょう。

自分の時間を確保するのが難しい


パラレルワークの場合、時間や納期等の管理は自分でおこないます。

1つの企業で働いていれば、働く時間が決められており、就業時間以外は自由にできる自分の時間なります。

しかし、パラレルワークの場合は、1つの企業の就業時間以外に他の仕事を入れることになるため、管理が難しくなります。

働いている企業や職種が多ければ多いほど管理が複雑になり仕事に追われ、自分の時間を確保するのが難しくなってしまうことがあります。

周りの理解を得るのが難しい


働き方改革がおこなわれ、多種多様な働き方が広まってきている一方、現在の日本ではまだパラレルワークという形で働いている人は多くはありません

特に、1つの会社に勤め続け、年功序列で役職や給料の優遇がされていくのが一般的だった企業では、なかなか周りの理解を得るのも難しいでしょう。

企業側としては、他企業へ優秀な人材が流出してしまわないか、他企業での労働によって自社での労働に支障が出てしまわないか等、パラレルワークによる悪影響も懸念されます。

パラレルワークは現状、周囲からの理解を得るのが難しいこともデメリットの一つです。

Point

企業ごとの就業規則は要チェック!

自分の時間を確保するのも大切!

必ずしも周囲から理解があるとは限らない!

パラレルワーク・副業におすすめの職種

加智
リモートワークが採用される企業も増え、自分で時間を管理して仕事を受ける働き方が広まっています。特にパソコンを活用する仕事はパラレルワーク・副業にも向いていることが多いでしょう。

パラレルワークや副業をするにも、向いている職業とそうでは無い、もしくは副業自体が難しいとされている職業があります。

例えば、公務員は基本的に副業禁止とされており、許可が必要だったり一定の基準を満たす活動しかできないため、パラレルワークという働き方は難しいでしょう。

ここでは、パラレルワーク・副業におすすめの職業を5つ紹介します。

エンジニア


エンジニアは、ネットワークシステムを構築したりWebサイトを作ったりする仕事の総称で、求人サイトをみても非常に需要が高い職業です。

扱うことができる言語や目的に応じて必要なスキルが異なるため、エンジニアとして働きながらまた異なる言語の勉強をしたり、副業として働ける場所を増やすのにも最適な職業と言えるでしょう。

エンジニアとして多くの仕事ができればできるほど、企業からの需要も高くパラレルワーク・副業に向いている職業です。

デザイナー


デザイナーは、使用するソフトの使い方やスキルはもちろんのこと、デザインのセンスも必要になる職業です。

デザイナーの仕事もエンジニアと同じように、働きながらスキルを蓄えることができ、自分のサイトや作品を発表する場所を設けることで、センスを磨くこともできます。

デザイナーは、特にインターネットを活用して集客を考えている企業にとって需要が高く、パラレルワーク・副業に向いている職業です。

Webライター・編集者


webライターは・編集者は、Web上にあるコラムや記事を執筆する仕事です。

ワード等の基本的な文字入力ソフトの使い方がわかり、ある程度ローマ字タイピングが可能なら始められる職業のため、初めて副業をするという方にも向いている職業です。

編集者は、主にライターが執筆した記事のチェックをしたり、校正といわれる記事を修正する仕事です。

ライターや編集者として取り扱う記事は非常に幅広いため、今働いている仕事に関する記事や、自分が持っている知識を活かして取り組むことができるため、パラレルワーク・副業にも向いている職業です。

動画制作・編集者


動画制作・編集者は、広告用の短い動画を作ったり、企業の紹介動画を作ったりする職業です。

YouTube等の動画投稿サイトに限らず、企業のホームページでも動画が使われる等、スマートフォンが普及している日本では、動画を使ったビジネスは広がり続けています

さまざまなクラウドソーシングサイトでも動画制作に関する求人は非常に多く、需要も高いことが分かります。

動画編集をするために使用するソフトは、比較的簡単に操作できるものもありスキルも身に付けやすいことが特徴です。

動画広告の作成が、企業紹介動画の作成等、目的に応じてスキルを身に付けて得意分野を持つことでパラレルワークや副業にも向いている職業です。

広報・PR


広報・PRは、企業の宣伝や商品のプロモーションを考える仕事です。

プレスリリースと呼ばれる、企業情報や新商品・サービスの情報を宣伝するのが主な仕事の1つであり、経験が重要視される職業でもあります。

現代では、TwitterやInstagramなどSNSを活用した広報活動も活発になっているため、需要も高まっています。

多くの企業で広報・PRの経験を積むことで、戦略やスキルを蓄積することができるため、パラレルワーク・副業にも向いている職業です。

Point

スキルやセンスが必要な職業の需要が高い!

多くの経験を積むことでさらに需要が高まる!

ネット社会に適応した職種ほど向いている!

パラレルワーク・副業探しにおすすめのサービス

加智
パラレルワーク・副業探しをするなら、幅広いジャンルの案件が掲載されているクラウドソーシングサービスがおすすめです。カテゴリやスキルを絞って検索できる機能も備わっているため活用してみましょう。

パラレルワーク・副業といった働き方が広まっている現在、求人サービスも増えています。

ここでは、パラレルワーク・副業を探している人におすすめの求人サービスを3つご紹介します。

クラウドワークス

クラウドワークスのトップページ
クラウドワークスは、登録者数が300万人を超えるクラウドソーシングサイトです。

毎日新しい求人情報が更新され、仕事のカテゴリや希望している報酬額等さまざまな条件で検索することができます。

また、自分が持っているスキルに応じて仕事を探すことができるのも、パラレルワーク・副業を考えている人におすすめする理由の1つです。

自分が持っているスキルを活かしてパラレルワーク・副業の幅を広げていきたいという方におすすめの求人サービスです。


ランサーズ

ランサーズのトップページ
ランサーズは、エンジニア・デザイナー・webライターをはじめ、さまざまな職種の求人が幅広く掲載されているクラウドソーシングサイトです。

リモートで案件ごとの仕事だけでなく、業務委託や常駐の案件も取り扱っているのがポイントです。

案件ごとに収入をもらう契約や、月ごとの契約などさまざまな形があるため、自分がどのように仕事を受注していきたいか、パラレルワークのスケジュールをどのように組んでいきたいか等に合わせて仕事を探すことができます。



Bizseek

bizseekのトップページ
Bizseekは、クラウドワークスやランサーズと同じように幅広いジャンルの仕事が掲載されているクラウドソーシングサイトです。

Bizseekは、仕事を受注して納品し報酬を受け取る際のシステム手数料が最大でも10%と安いのが特徴です。

手数料が安い分、同じ量の仕事をこなした時に手元に入る給料が多くなります。

求人として出されているのは2000件程と、クラウドワークスやランサーズと比較すると少ないため、他の求人サービスと併用するのがおすすめです。

Point

クラウドソーシングサイトがおすすめ!

スケジュールに合わせて受注可能!

複数のサイトをチェックするのがおすすめ!

総括:パラレルワーク・副業でスキルを身に付けながら収入UP

加智
パラレルワーク・副業で収入源を多く持ち、リスクを減らしながら、自身のスキルアップを図る働き方は、徐々に日本でも受け入れられてきています。求人サービスを活用してまずは自分ができることから初めてみましょう。

パラレルワーク・副業は、仕事をしながらスキルを身に付けることができ、経験を積むことができる働き方です。

リモートワークが増え、副業を解禁する企業も増えている中、求人サービスではパラレルワーク・副業として働きやすい仕事が多く掲載されています。

スキルや経験が蓄積すれば、それだけできる仕事も増え収入UPにつながるでしょう。

ぜひこの記事を参考に、パラレルワーク・副業という働き方にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

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