
こんにちは、千佳です。私は専業主婦として子育てをしてきましたが、時間に余裕が出てきて在宅ワークを始めてみました。最初は月に1万円ほどでしたが今では10万円稼いでいます。スキマ時間を有効活用できてハッピーです♡
在宅ワークを探している方で、イラストを描くのが好きな方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと在宅でイラストレーターを始めることは可能です。
本記事では在宅イラストレーターの仕事内容や始め方を紹介していきます!
在宅でもできる!イラストレーターについて解説!

イラストレーターといっても、まだまだイメージしづらい仕事だと思います。
なぜなら手描きで絵を描くだけがイラストレーターの仕事ではないからです。
まずはイラストレーターへの理解を深めてもらうため、以下でイラストレーターの仕事内容、おすすめ画像編集ソフト、在宅で始める方法、収入例を紹介していきます!
イラストレーターの仕事内容
イラストレーターはイラスト作成の依頼を受け、クライアントの要望・希望どおりのイラストを描いて提供する仕事です。
雑誌や本など紙媒体のイラストを手掛ける仕事や、ソーシャルゲームのキャラクターのイラストを作成するweb媒体の仕事など、幅広い媒体で仕事が存在します。
また、最近はPCを使ってイラストを描く仕事が多くなっているため、画像編集ソフトを扱えるスキルが必要になります。
つまり今は手描きの上手さだけでなく、PCでイラストを作成できるスキルも必要になっている職業です。
おすすめ画像編集ソフト
上記でも説明したように、現代のイラストレーターは手描きのイラストよりも、PCで絵を描くデジタルイラストを描けるスキルが求められます。
イラストレーターが使えるようになるべき画像編集ソフトは以下の2つです。
- Photoshop
- Illustrator
PhotoshopもIllustratorもAdobe社が提供している画像編集ソフトで、世界中のクリエイターから愛されている人気ソフトです。
機能性が抜群なのはもちろんですが、利用者が多いのでわからないことがあったときに、答えが見つかりやすいというメリットがあります。
有料版と無料版がありますが、これから本格的にイラストレーターとして活動するなら有料版を利用しましょう!
在宅イラストレーターになる方法
在宅イラストレーターとして働く方法は以下の2つです。
- 在宅ワークができる会社に就職する
- フリーランスとして業務委託を受ける
それぞれ詳しく解説していきます!
在宅ワークができる会社に就職する
在宅ワークOKの会社に入社して働く方法です。
安定した収入を得られるのと自分で仕事を探す必要がないというメリットがあります。
しかし、いきなり在宅ワークを許可する会社は少ないのが現状です。
会社に入社して実際に経験を積み、在宅でも仕事を任せられると信頼される必要があります。
経験・スキルがある方以外はいきなり在宅勤務OKの正社員になるのは難しいと考えておきましょう。
フリーランスとして業務委託を受ける
在宅でイラストレーターになるなら、個人で仕事を見つけて業務委託を受けるのが一般的です。
最初は安定した収入を得るのは難しいですが、働いた分だけ収入は伸びるので安定すれば会社員以上の収入を得ることも可能です。
逆に仕事を見つけられなければ収入は0円です。
いかに仕事を上手く見つけるかも大切です。
イラストレーターが仕事を見つける方法は後ほど解説していきます。
イラストレーターの平均年収
業務形態 | 正社員 | フリーランス |
---|---|---|
平均年収 | 345万円 | 200~300万円 |
正社員イラストレーターの平均年収は345万円です。(マイナビAGENT調べ)
日本の一般的な職業の平均収入より少し低めとなっています。
フリーイラストレーターは、収入の幅が広すぎるため正確な平均収入を割り出すことができませんでした。
と言うのもフリーイラストレーターは本業として働いている方、副業で取り組んでいる方、空き時間に取り組む主婦の方などさまざまな境遇の方がいるからです。
売れっ子のイラストレーターとなると年収1000万以上稼いでいる方も珍しくありませんが、一般的なフリーイラストレーターの平均年収は200~300万円程度です。
特にフリーランスは仕事量によって収入は増減しますので収入は定まりにくくなります。
とは言え正社員イラストレーターも平均年収が高いとは言えないため、イラストレーターとして高収入を得たいなら独立する必要がありますね。
手描きよりもPCを使った作業が主流!
イラストの仕事をするなら業務委託が一般的!
収入はピンキリ!
イラストレーターが仕事を獲得する方法!

イラストレーターが仕事を獲得する方法は以下の4つです!
- クラウドソーシングを活用
- SNS・ブログに作品を公開する
- 直接営業
- イラスト素材サイトに登録する
それぞれ詳しく解説していきます。
クラウドソーシングを活用
クラウドソーシングサイトに登録し、イラスト制作案件を探す方法です。
クラウドソーシングとは仕事を発注したい企業・個人と仕事を受注したい人を結びつける、マッチングサービスです。
イラストを制作してほしいクライアントがさまざまな案件を募集しているので、自分に合った案件に応募してみましょう。
ただ応募するのではなく、自分がどんなイラストを描けるかなど、実績を提示してあげると採用率がUPします!
クラウドソーシングはイラスト案件を探すのに1番手っ取り早い方法なので、必ず活用しましょう。
SNS・ブログに作品を公開する
SNSやブログに自分の作品を公開していきましょう。
なぜなら、作品を見て興味を持った人から依頼がくる可能性があるからです。
そういうクライアントは自分のイラストに興味を持って依頼してくれたわけなので、継続して依頼してくれるケースも多いです!
チャンスを増やすためにもSNSやブログは積極的に活用しましょう。
直接営業
自分の絵と雰囲気が合っている企業やメディアのお問い合わせ先から、直接営業する方法です。
まず自分がイラストレーターであること、営業先に興味があることを伝え、自分のポートフォリオ(作品集)を提示しましょう。
相手が自分のイラストに興味を持ってくれれば何らかのアクションがあるはずです。
数十件応募して1契約取れるか取れないかくらいの成約率なので、試行錯誤しながらたくさん営業をかけるようにしましょう。
イラスト素材サイトに登録する
イラストACやpixtaなどのイラスト素材サイトに登録し、自分のイラストを登録しましょう。
登録したイラストがダウンロードされるたびに自分へ収益が発生し、ちょっとした自動収入得られます。
イラストAC経由でご依頼頂き、沖縄の染物風のイラストとパッケージデザインをさせて頂きました。私は普段このようなラベル、パッケージのデザインを主にしています。筆文字を使った和風デザインをはじめ、その他の食品関係のデザインを得意としております。お仕事ございましたらよろしくどうぞ〜 pic.twitter.com/hoiguw2HTG
— 普通人/まるまる (@fsjohnjohn) January 21, 2018
また、上記のように素材サイト経由で仕事をいただけるケースもあります。
収入源や仕事獲得ツールにもなるので、素材サイトは活用しましょう。
まずはクラウドソーシングを利用しよう!
実績・経験を積んで直接営業も!
同時にSNS・ブログ・素材サイトの活用も!
イラストレーターが使うべきクラウドソーシング4選!

イラストレーターが使うべきクラウドソーシングは以下の4つです。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- SKIMA
- ココナラ
どれか1つを主軸にする、というよりはすべて並行して利用するのがおすすめです。
それぞれ特徴・おすすめな理由を紹介していくので参考にしてください!
クラウドワークス

クラウドワークスは国内最大規模の大手クラウドソーシングサイトです。
全ジャンル合わせて8,500件近くの案件が募集されています。(2020年11月現在)
イラスト案件も豊富なので登録しておいて損はありません。
スマホアプリもあるので外出先でもクライアントとやり取りが可能です!
ランサーズ

ランサーズはクラウドワークスに並ぶ大手クラウドソーシングサイトです。
ちまちま系→クラウドワークス
高単価系→ランサーズ
1年前はこんな使いわけだったけど、
今でもクリエイティブ系やライティングものはランサーズの方が単価いいの見つけたりするなぁ😶💡
質を上げるならランサーズなのかも🤔
— めっく🍤お家で稼ぐママ (@abdemeckt) July 21, 2019
案件数だけでいえばクラウドワークスに劣りますが、比較的高単価な案件が多い印象です。
SKIMA
SKIMAはイラスト販売に特化したクラウドソーシングサイトです。
自分で作ったイラストを出品し、それを気に入った方が購入するというシンプルな仕組みです。
SKIMAは商品価格を自分で設定できます。
価格を決める際は安すぎず高すぎない価格設定をおこなうのがコツです。
他の出品者の価格を調査し、制作するに当たってかかった時間や労力を考慮して適正価格に設定しましょう。
ココナラ

ココナラは自分の特技・スキルを販売できるスキルシェアサービスです。
さまざまな特技・スキルが出品されています。
特に似顔絵やロゴの作成など、イラストジャンルは人気ですのでイラストレーターにおすすめです。
SKIMAと同じく自分で価格を決められるので、適正な価格設定をおこないましょう。
それぞれ並行して利用しよう!
クラウドワークス、ランサーズは案件豊富!
SKIMA、ココナラは上手な価格設定が大事!
クラウドソーシングのメリット

クラウドソーシングのメリットは以下の2つです。
- 自分に合った案件に取り組める
- 報酬未払いリスクを防げる
それぞれどういうことなのか解説していきます。
自分に合った案件に取り組める
クラウドソーシングではさまざまな案件が募集されています。
イラスト案件といえどイラスト・似顔絵・ロゴ・バナー作成など、種類は幅広いです。
その中から自分が得意・やりたい案件に取り組むことができます。
また、自分のスキルレベルに合った仕事を選べるので初心者でも始めやすいです。
報酬未払いのリスクを防げる
個人の取引で最も心配なのが、報酬の未払いですよね。
しかしクラウドソーシングを利用した取引は、サイト側が支払いの仲介をおこなってくれるため報酬未払いの心配がありません。
信頼関係が構築されていないクライアントとのやり取りも安心しておこなえます。
クラウドソーシングは案件数豊富!
自分に合った仕事ができる!
報酬未払いの心配なし!
クラウドソーシングのデメリット

ここまで読んでいると「クラウドソーシングって凄い便利!クラウドソーシングだけで仕事を探そう」と思った方もいるかもしれません。
しかし、そんなクラウドソーシングにもデメリットがあります。
デメリットは以下のとおりです。
- 手数料がかかる
- 低単価案件が多い
それぞれ詳しく解説していきます。
手数料がかかる
ほとんどのクラウドソーシングはサイト利用手数料が発生します。
簡単にいうと仲介料のようなもので、サイト側の売上になるお金のことです。
そのためクラウドソーシングを通さない個人契約よりも売上が落ちてしまいます。
先程紹介したサイトを例に手数料の金額を見てみましょう。
サイト | 手数料 |
---|---|
クラウドワークス | 10万円以下の取引:20% 10万~20万円の取引:10% 20万円以上の取引:5% |
ランサーズ | 10万円以下の取引:20% 10万~20万円の取引:10% 20万円以上の取引:5% |
SKIMA | 1000円~2万円の取引:20% 2万円~5万円の取引:15% 5万円以上の取引:10% |
ココナラ | 5万円以下の取引:25% 5万~10万円の取引:20% 10万~50万円の取引:15% 50万円以上の取引:10% |
上記を見てわかるとおり、各サイト最高で20%~25%の手数料がかかってしまいます。
たとえば報酬が10,000円で手数料が20%の場合、2,000円も引かれてしまうわけです。
手数料がそこそこ高いのがクラウドソーシングのデメリットです。
低単価案件が多い
クラウドソーシングは初心者や未経験者でも取り組めるような、簡単な案件が多いです。
専門性やスキルが問われない分、低単価な案件が多くなっています。
収入を伸ばすためにはクラウドソーシング以外でも仕事を獲得できるようになったほうがいいです。
手数料がかかる!
低単価案件が多い!
別の方法で仕事を探す術も持っておこう!
年収1000万のイラストレーターが語る収入を上げるコツ

「イラストレーター生存戦略」とはイラストレーターとして稼ぐノウハウを発信している、webメディア・YouTubeチャンネルです。
イラストレーターを目指している方、収入が伸び悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください!
イラスト×◯◯
イラスト×○○で単価を上げることができます!
・デザイン
・ストーリー(漫画)
・ライティング
・動き(アニメーション)スキルを組み合わせて来年は年収UP!
本年もありがとうございました^^来年もイラストレーターにとって有益な情報を提供していきますので引き続きよろしくお願いします!
— イラストレーター生存戦略の粕田 (@ksd_illust) December 31, 2019
イラストと他のスキルを組み合わせることで、収入UPが望めます!
たとえば、イラストスキル+ストーリー制作スキルがあれば漫画を描くことができますよね。
漫画が描ければ漫画広告・漫画動画などの仕事を受けることも可能なので、仕事の幅が広がります。
このようにスキルをかけ合わせた仕事は手間がかかる分、イラスト単体の仕事よりも単価がいいので結果的に収入を上げることができるのです。
ストック収入を作る
イラストレーターが展開できるストック収入源
・ブログ
・YouTube
・note
・ストックイラスト
・キンドル出版
・クリエイター支援サービス
・オンラインサロンクライアントワーク以外に少しずつでもストック収入を育てられるとおいしい🤑
チャリンチャリン💰
— イラストレーター生存戦略の粕田 (@ksd_illust) March 20, 2020
イラストレーターの収入は基本的に労働して得ることができる「フロー収入」がメインです。
「ストック収入」はその反対で、労働せずとも自動で入ってくる収入のことです。
粕田さんはイラストレーターの弱点である「収入が安定しない」を克服するためにストック収入を作りました。
上記でも紹介した、イラストレーター生存戦略のwebサイトやYouTubeチャンネルがそれに該当します。
さらにストック収入源からイラストの依頼がくることもあるらしく、イラストレーターの仕事を増やすツールとしても機能しています。
ストック収入は作っておいて損がないです!
イラストレーター生存戦略は役立つ情報満載!
イラスト×◯◯で単価UP!
ストック収入を作ろう!
安定して依頼をもらうコツ

イラストレーターは絵が上手ければいいというものではありません。
イラストレーターの仕事はクライアントワークです。
つまり「この人に描いてもらいたい!」と思ってもらわなければ継続して依頼してもらえません。
安定して依頼してもらうためのコツを以下で紹介していきます。
コミュニケーション力を鍛える
コミュニケーション能力を鍛えておきましょう。
イラストレーターはクライアントの要望通りのイラストを提供する仕事です。
そのため、クライアントとの意志の疎通、デザインのすり合わせは非常に大切です。
お互いの認識に齟齬が生まれないよう、クライアントとのコミュニケーションを欠かさないようにしましょう。
クライアント側からすれば定期的に連絡をくれるほうが安心しますし、結果的にいいものが作り上げられます。
人脈を広げる
人脈形成にも力をいれましょう。
オンライン、オフライン問わず人脈を広げておくと、思わぬ形で仕事が舞い込むことがあります。
知り合いにイラストレーターとして活動していることを報告してみたり、SNSで同業者と交友関係を築いてみましょう。
絵が上手いだけではやっていけない!
コミュニケーションは積極的に!
人脈は広げておいて損がない!
イラストレーターに起こりがちなトラブルを紹介

よく起こるトラブルは以下の3つです。
- 悪質クライアントによる買い叩き
- ラフ画を送らず大幅修正
- 作品の転載
それぞれ詳しく解説していきます!
悪質クライアントによる買い叩き
これはおもに初心者が気をつけたいトラブルです。
クライアントの中には不当な料金でイラスト制作をお願いしてくる人もいます。
またはトライアルと称して無料でイラストの制作を依頼してきます。
特に初心者は料金相場がわからず、依頼されたものはついつい受けてしまいがちです。
依頼の内容にもよりますが、報酬がちゃんと見合っているのか確認しましょう。
ラフ画を送らず大幅修正
もし完成品とクライアントのイメージが異なっていると大幅な修正が必要になります。
修正の手間を省くためにも、必ずラフ画の段階でクライアントに確認してもらいましょう。
修正は双方にとって気持ちのいいものではないので、お互いが気持ちよく仕事をするためにも大切なことです。
作品の無断転載
自分の作品をSNSやブログにUPすることが多いイラストレーターは、無断転載の問題がつきものです。
自分が頑張って作ったイラストを無断で使われるのは気持ちのいいものではありません。
無断転載対策としておすすめなのが、作品に自分のサインや転載禁止の注意書きをいれておくことです。
直接的な警告になるのはもちろん、画像にサインや文字が入っていると転載する側も利用しにくくなりますよね。
残念ながら無断転載はイラストレーターの宿命なので、自分の作品は自分で守れるようにしましょう。
自分の適正価格を知ろう!
ラフ画は事前に送ろう!
無断転載が気になる方は対策を!
イラストレーターにおすすめの本

とにかく絵を描きまくるのも大切ですが、ときには本やセミナーなどを利用して周りの技術や知識を吸収していきましょう。
以下でおすすめの本を紹介していきます。
ヒロマサのお絵かき講座〈顔の描き方編〉
本書はイラスト初心者の画力アップ向け教本です。
おもに顔・表情の書き方を詳しく解説しています。
「他の教本や技術書を買ったけどわかりにくかった」といった方にもわかりやすく解説されているのが特徴的です。
絵のスキルをアップしたい、多彩な表情を描けるようになりたい方におすすめです。
好きなイラストを描いてオカネを稼ぐ方法
美大にも行かず、デザイン事務所で働いたことがなくとも、イラストレーターとしてお金を稼いでいけることを解説した1冊です。
イラストの基本、営業方法、戦略など、技術面というよりはこれからイラストレーターになる方向けの内容になっています。
著者・りゃんよ先生の駆け出し時代の様子がリアルに描かれているので、参考になる話も多いです。
これからイラストレーターになろうとしている方におすすめです!
【総括】在宅イラストレーターは未経験でも始められる!

イラストレーターとして稼いでいきたいのなら画力はもちろん、営業力や交渉力、コミュニケーション力なども必要になってきます。
とはいえ自分が描いたイラストがお金になるのは嬉しいですよね。
これを期にイラストで在宅ワークを始めてみてはどうでしょうか。