こんにちは、加智です。本業はサラリーマンですが副業でクラウドワークスとランサーズを始めてから早3年、年収は副業のほうが上回るようになりました。副業のことなら僕に任せてください!
在宅ワークや内職を始める際に不安な要素は「本業の勤務先にバレないか」だと思います。
そこで、この記事では在宅ワークや内職が勤務先にバレないか、また、勤務先にバレないための方法をご紹介します。
在宅ワーク・内職が勤務先にバレる原因は住民税
在宅ワーク・内職が勤務先にバレる原因は住民税にありました。
住民税は所得に応じて支払額が変わるため、勤務先以外の収入があると確定申告をしなければなりません。
その際に会社の給与から天引きされる特別徴収を選択していると、他の人と住民税の額が異なっていることに気づかれる可能性があります。
在宅ワーク・内職がバレる原因は住民税!
住民税は所得に応じて支払額が変わる!
特別徴収で住民税を払っている人は要注意!
在宅ワークと内職の違いについて
この章では、在宅ワークと内職の違いについて解説していきます。
在宅ワークと内職はスキルだけでなく収入の面でも差があるので、確定申告の際にも対応が変わってきます。
収入 | スキル | |
---|---|---|
在宅ワーク | 月数万円~数十万 | 必要 |
内職 | 月数千円~数万円 | 必要ない |
在宅ワークの収入はスキルと比例する
在宅ワークは個人のスキルで収益が全く異なります。
スキルがあれば多くの収益を得れますし、逆にスキルがなければ稼ぐことができません。
また、抱える案件の数も自分でコントロールできるので収入や労働時間を自分でコントロールできます。
スキルがある程度身について、仕事を受ける数が増えてくると収入も次第に増えていきます。
そのため在宅ワークで仕事をする方は個人事業主として開業する人が多くいます。
内職の収入は作業時間と比例する
内職の収入は在宅ワークと違って、作業時間と収入が比例します。
例えば、シール貼りのお仕事ですと1枚何円と定められているからです。
1時間貼れるシールの数を把握し、どれだけ作業効率を上げれるかが鍵となります。
内職の収入は在宅ワークと比べると少ないことがほとんどなので、しっかりとした収入が欲しい場合は在宅ワークがおすすめです。
在宅ワークは個人のスキルと裁量で収入が決まる!
内職の収入は時間と比例する!
しっかり稼ぎたいなら在宅ワーク!
在宅ワーク・内職がバレないようにする方法
在宅ワーク・内職が勤務先にバレないようにする方法は全部で3つです。
- 住民税を普通徴収で納める
- 個人事業主になる
- 副収入を年20万以下にする
順に解説していきます。
対策1:住民税を普通徴収で納める
会社員の方は住民税を給与から天引きされるかと思います。
給与から住民税を天引きする形にしたまま、副収入の確定申告をしてしまうと給与から天引きされる住民税が前年度と異なってしまいます。
住民税が他の人と違うことから在宅ワーク・内職が勤務先にバレてしまうことがあります。
その対策として確定申告の際、住民税を「特別徴収」から「普通徴収」に変更しましょう。
在宅ワーク | 内職 | |
---|---|---|
普通徴収 | 〇 | 〇 |
特別徴収 | × | △(所得による) |
普通徴収に変更することにより住民税の給与からの天引きがなくなり、在宅ワーク・内職がバレるリスクが大きく下がります。
しかし現在では特別徴収が徹底されており普通徴収に切り替えるのは簡単ではありません。
以下の普A~普Fの要件に当てはまる場合は普通徴収に切り替えることができます。
事業所の総従業員数が2人以下
(他の区市町村を含む事業所全体の受給者の人数で、以下の普B~普Fの理由に該当して普通徴収とする対象者を除いた従業員数)
普B
他の事業所で特別徴収
普C
給与が少なく税額が引けない。
普D
給与の支払が不定期(例:給与の支払が毎月でない。)
普E
事業専従者(個人事業主のみ対象)
普F
退職者又は退職予定者(5月末日まで)
(休職等により4月1日現在で給与の支払を受けていない方を含みます。)
引用元:すべての事業主が従業員の個人住民税を特別徴収するのですか?
対策2:個人事業主になる
個人事業主として登録するのも、在宅ワーク・内職が勤務先にバレない方法のひとつです。
個人事業主として登録し、副収入を事業所得として申告すれば、勤務先の給与とは全く別の所得として扱われます。
そのため、地方税も会社の住民税とは別に支払うことができ、在宅ワーク・内職をしていることを隠すことができます。
対策3:所得を年20万円以下にする
副業の所得をを20万円以下におさえるのも手です。
副業の所得が20万円以下の場合は、確定申告が必要ありません。
この方法は収益が多い在宅ワークでは難しいので、内職をするかた向けの対策になります。
本業が会社員ではない場合は20万円以下でも申告が必要
上記の副業の所得が20万円以下であれば確定申告が必要ないという話には、ひとつ条件があります。
それは、本業が会社員であることです。
本業が会社員であり、且つ副業の所得が20万円以下であれば、確定申告の必要がありません。
逆に、会社員ではなく事業を行っているかたは副業の所得が20万円以下であっても確定申告が必要ですのでご注意ください。
メルカリなどのフリマアプリでの売上は例外
メルカリなどのフリマアプリで得た売上は確定申告が必要ありません。
衣類や生活用品などの不用品販売で得た売上は、所得税の対象外となっているため確定申告をしなくてよいことになっています。
ただし、所得税の対象となる譲渡所得が発生した場合は確定申告が必要になります。
譲渡所得とは土地などの資産を譲渡したときに発生する所得のことを指します。
脱税とみなされないためにも譲渡所得になるものとならないものを把握しておく必要があります。
住民税は普通徴収で納めよう!
副業所得が多い場合は個人事業主になろう!
副業所得20万円以下は確定申告の必要なし!
確定申告は必ずしよう【脱税疑惑で追徴課税の可能性有り】
確定申告をせずにいると、脱税疑惑で追徴課税になる可能性があります。
せっかく得た副収入が、確定申告をしなかったことによりすべて水の泡になってしまいます。
また、社会的信用を失いかねません。
確定申告は会社員の身からすると難しそうで、面倒ですよね。
そこで、確定申告の書類作成をWebで簡単に行えるサービスをご紹介します。
面倒な確定申告は「freee」がおすすめ
freeeは確定申告の書類をWebで簡単に作成できるサービスを提供しています。
freeeの一番の目玉機能はクレジットカード(楽天カード)との連携。
楽天カードを連携させると、その月の明細が自動で取り込まれるので手入力する必要がありません。
また、「自動で経理」という機能を使うことで、勘定科目などを自動で入力してくれます。
スマホで仕分け作業ができるので、移動時間などを使って書類作成を進めることができます。
在宅ワークで開業を考えている方は、ぜひfreeeを導入してみてください。
確定申告をしないと追徴課税の可能性!
確定申告の書類作成はWebで簡単にできる!
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在宅ワークと内職、おすすめの働き方はどっちか?
在宅ワークに向いている人、内職に向いている人はどんなひとなのか、以下で解説していきます。
在宅ワークがおすすめな人
在宅ワークがおすすめな人はPCが得意な人です。
PCでの作業だけでなく、Webの仕組みを理解している人はすぐに収入を得ることができるでしょう。
なぜなら、在宅ワークの案件で多いのがWebライティングやプログラミングだからです。
PCが好き、Webが好きという方はぜひ在宅ワークを始めてみてください。
内職がおすすめな人
内職がおすすめな人は、手作業が得意な人、単純作業が好きな人です。
なぜなら、内職はシール貼りや梱包作業など、アナログ作業が多いから。
手が器用で単純作業が苦痛でなければ、一度やってみると良いでしょう。
PCが苦手で在宅ワークができないという方にもおすすめの副業です。
在宅ワークはPCが得意な人におすすめ!
在宅ワークの案件はWeb関連のものが多い!
内職は手作業が得意な人におすすめ!
おすすめの在宅ワーク
在宅ワークはPCで作業することが多いです。
PCを普段使わないひとにはハードルが高いですが、PCを普段使っているかたは大きく稼げるチャンスがあります。
Webライティング
Webライティングは今すぐに始められる在宅ワークです。
クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトで仕事を探し、受託するのが一般的な方法です。
ガジェット、格安SIM、旅行、料理、ビジネスなどジャンルは執筆ジャンル多くあります。
初心者でも1記事3000円~4000円を得ることが可能です。
専業ライターだと、月に数十万円を稼ぐひともいます。
プログラミング
プログラミングも在宅ワークで人気の職種です。
プログラミングは最初は勉強が必要ですが、身に着けたスキルをしっかりアピールをすることで案件を得ることができます。
Webサイト制作やエンジニアなどの案件を得ることができれば、20~50万円のまとまった収入を稼ぐことができます。
プログラミングで在宅ワークをすることを考えているなら、個人事業主として働くことをおすすめします。
写真撮影
一眼レフを持っている方は写真撮影がおすすめです。
在宅ワークで写真撮影を仕事にする場合は、小物撮影の案件がほとんどです。
Amazonや楽天用の商品写真や、SNS用の写真をを撮ってほしいという依頼が多くあります。
趣味を仕事にできるので、自然と仕事に身が入ります。
Webライティングは未経験でも始めやすい!
がっつり稼ぐならプログラミング!
写真撮影の案件など趣味を仕事にできる!
おすすめの内職
ここからは、おすすめの内職をご紹介します。
これまでの内職は手作業のものが多かったのですが、スマホのアプリを使っでできる内職が増えてきています。
シール張り
内職の定番といえばシール貼り。
商品にタグやバーコードを貼っていく作業です。
シール貼りの仕事は特別なスキルが必要ないので、すぐに始めることができます。
ですが、出来高制の仕事なので数をこなさないとまとまった収入を得ることができません。
内職初心者の方におすすめのお仕事です。
写真販売
自分で撮った写真を販売することで収入を得ます。
おすすめなのがSnapmartというアプリです。
一眼レフカメラだけでなく、スマホで撮影した写真も販売することができます。
スマホの写真をすぐに販売できるため、今すぐ始めることができるお仕事です。
料理やポートレート、風景などジャンルは幅広いので好きな写真を販売してみましょう。
企業コンテストも随時開催されており、コンテストに入賞すると賞金数万円を手にすることができます。
他のストックフォトサービスより生活に寄りそった写真が多いことから、利用者が増加しています。
メルカリなどのフリマ
メルカリなどのフリマアプリも気軽に始められる内職です。
スマホがあれば、すぐに始めることができます。
不用品を集めて出品すれば、まとまった収入をすぐに得ることができます。
ですが、商品を売るのにはコツがあります。
写真を綺麗に撮る、嘘のない詳しい商品情報、値下げ対応を考えた価格付けなど、商品を売るためのテクニックが必要になります。
不用品販売は確定申告の対象外ですので、勤務先にバレない内職としてもおすすめです。
内職の定番はシール貼り!
スマホで内職ができる時代!
メルカリは確定申告が不要!
まとめ:副業の所得に応じて確定申告の方法を選択しよう。
この記事では、在宅ワーク・内職が勤務先にバレないようにする方法を解説してきました。
- 在宅ワーク・内職が勤務先にバレる原因は住民税にある
- 確定申告をするなら普通徴収
- 副業の所得が20万円以下なら確定申告をしない
- 開業届けを出すのも手
上記の点を覚えておき、副業の所得に応じて確定申告をするようにしましょう。