こんにちは、千佳です。私は専業主婦として子育てをしてきましたが、時間に余裕が出てきて在宅ワークを始めてみました。最初は月に1万円ほどでしたが今では10万円稼いでいます。スキマ時間を有効活用できてハッピーです♡
近年増えている在宅ワークの1つが、「テープ起こし」です。
興味はあるものの、こんなふうに考えたことはないでしょうか?
「どれくらい稼げるの?」
「自分にもできるかなぁ?」
その疑問を、ここで解消しましょう!
この記事では、テープ起こしの仕事内容や支払われる報酬などについて解説します。
さらに、向き不向きを判断する基準にも触れています。
これで、安心して仕事を始められますよ!
【未経験でもできる?】在宅でテープ起こし
最近は、在宅ワークに取り組む人が多くいます。
そのなかでも、パソコン1つあればOKのテープ起こしの仕事は、はじめやすく人気があります。
実際にどんなお仕事なのか、どれくらい稼げるのかをまずは解説します。
仕事内容
テープ起こしは、ICレコーダーなどに録音された音声データを聞いて、それを文字に起こすお仕事です。
契約したクライアントに音声データを送ってもらい、その内容をパソコンで打ち込みます。
会議、講演会、インタビュー、YouTube動画などが主な文字起こしの対象です。
在宅でできる仕事のなかでも、特別な資格やスキルは必要とされないのでチャレンジしやすいといえます。
また、〆切を守ってさえいれば、自分のペースを保って働くことができるのも魅力です。
稼げる金額
テープ起こしの報酬は、音声が収録されている時間によって異なることがほとんどです。
つまり、「何文字起こしたか」ではなく「何分の録音データか」が報酬額の基準となります。
具体的な金額の相場は、音源1分につき100円ほどです。
もし60分間の音声データだった場合、5000円~6000円になる計算ですね。
一方で、専門知識が必要など、難易度が高めの案件の場合は、同じ時間でも1~2万円にアップすることもあります。
時給換算で日々の振り返りをするときのために、「○分の音源なら○分かかる」というように、自分の作業時間を把握もしておきましょう。
テープ起こしは、音声データを文章化する仕事!
未経験からでもチャレンジしやすい!
報酬は、音源1分につき約100円!
テープ起こしに向いている人、向いていない人
いざテープ起こしの仕事をはじめたものの、「自分には合わないな…」と思ってしまうのは避けたいものです。
そこで、ここでは、テープ起こしの仕事に向いている人、向いていない人の特徴をご紹介します。
ご自分がどちらにより当てはまるか、チェックしてみましょう!
向いている人
- タイピングが得意
- 語彙力に自信がある
- ライティング・編集の経験がある
- 学生時代、国語は得意だった
- 自分で何かを調べることが好き
- ニュースや世間の話題に敏感だ
- 特定分野に関する専門知識がある
もともと事務系のお仕事をされていた方には、テープ起こしはとっつきやすい仕事といえます。
テープ起こしは文字入力のお仕事であると同時に文書作成のお仕事です。
国語力や情報を集めることに長けている人には向いているといえますね。
向いていない人
上記項目がほとんど当てはまらない、という方は、残念ながらあまり向いていない可能性があります。
また、主婦の方で空いた時間に取り組もうとお考えの方にもちょっと立ち止まって考えてほしいところがあります。
というのも、テープ起こしにはある程度のまとまった時間、そして雑音が聞こえない環境が必要です。
掃除、洗濯、買い物など、忙しいなかだと、まとまった時間はなかなか確保しづらいでしょう。
さらに、小さなお子さんがいる場合は、遊んだり泣いたりする声で集中できなくなることが考えられます。
パソコンが得意な人はテープ起こし向き!
世の中への関心や、情報リサーチ力も大切!
まとまった時間が必要なお仕事!
テープ起こしに必要なスキル・知識
テープ起こしは、誰でもすぐにはじめられるお仕事ではありますが、それでも最低限備えておきたいものがいくつかあります。
知っておけば、スムーズに作業に入れるためぜひ読んでおきましょう!
ある程度の国語力、一般常識
テープ起こしは、聞いた言葉をただ文字にすればいいわけではありません。
文字起こしでは、正しい表記で、意味の通った文章にしなければなりません。
そのため、正しい日本語の使い方、表記を知っておく必要があります。
また、いろいろな分野の案件に対応できるよう、一般常識程度の知識は身につけておいたほうがいいです。
新聞やニュースを見たり、読書をしたりする習慣をつけておきましょう。
最低限知っておきたい3つの知識
どの仕事でも専門用語というものはあり、分からないとなにかと苦労します。
テープ起こしにも覚えておくべき用語が3つあります。
「素起こし」「ケバ取り」「整文」の3つです。
これらは納品形式として、クライアントとのやり取りで登場する言葉なのでぜひ覚えましょう!
①「素起こし」
「素起こし」とは、音声データから聞き取った声を「一言一句そのまま」文章化することです。
私たちが話す言葉のなかには、「あー…」「えー…」といった、意味をなさない言葉がよく含まれます。
これらの言葉は、文脈としては本来不要なものです。
しかし素起こしでは、これらも逃さず拾い上げ、テキストとして残すようにします。
②「ケバ取り」
「ケバ取り」とは、「素起こし」で述べた「あー…」「えー…」などの言葉を除外して文章化することです。
「素起こし」のときと比較してみると、テキストは見やすくなり意味もわかりやすくなります。
案件の多くがこの「ケバ取り」で依頼されていることから、スタンダードな文字起こしの方法といえます。
③「整文」
「整文」とは、ケバ取りした文章をさらに加工し、意味の通ったわかりやすい文章に整えてあげることです。
さらに口語体だった文章を、文語体に直す作業も含まれます。
ウェブサイトなどに掲載する文章の依頼の場合、整文での文字起こしを求められることがあります。
一般的に素起こしよりもケバ取り、ケバ取りよりも整分のほうが作業量は増えますが、そのぶん報酬額も多くなります。
ちなみにですが、上の3つのうち、どれで文字起こしするかはクライアントが判断します。
こちらで勝手に判断することは控えましょう。
国語力と一般常識は必要!
「素起こし」「ケバ取り」「整文」を覚えよう!
納品形式をどれにするかはクライアントが指定!
テープ起こしに必要なツール
テープ起こしは、最低限パソコン1台とインターネット環境があればはじめることはできます。
とはいえ、円滑に仕事を進め、クライアントからも評価されるものを納品するためには、欠かせないものがいくつかあります。
ヘッドホン
テープ起こしは、集中して1言1句を聞き取らなければなりません。
しかしパソコンのスピーカーだと音が広がってしまい、聞き取りにくいです。
さらに音声が響き渡ることには、周囲に迷惑がかかるうえに守秘義務違反になるリスクもあります。
そこでヘッドホンの出番です。
新しく購入する場合は、ノイズキャンセリング機能がついたものをおすすめします。
「イヤホンはだめなの?」と思うかもしれませんが、イヤホンには密閉性がなく、周囲のノイズも入ってしまうという欠点があります。
やはりヘッドホンを使うべきですね。
記者ハンドブック
テープ起こしの作業中、漢字の表記や送り仮名などで迷ってしまうことがあります。
ここで時間をとられるのは非常にもったいないことなので、表記の基準となるものを手元に置いておきましょう。
それが、『記者ハンドブック』です。
1956年に発行されて以来、マスコミ業界をはじめ、多くの人たちから支持されています。
記事の書き方から漢字・仮名づかい、各種用語解説まで網羅されており、「一冊持っておけば安心!」といえます。
入力支援ツール
テープ起こしでは、10分の音声データでも10分で文字起こしできないことが多々あります。
けっこう根気のいるお仕事なんです。
しかし入力支援ツールを使うことで、時間や労力を節約することができます。
スムーズな作業のためには、テープ起こし専用につくられたプレーヤーを使うのが効果的です。
おすすめは、文字起こしの世界では定番の「Okoshiyasu2」です。
キーボードのみで再生、停止、早送り、巻き戻しが可能であり、面倒を感じさせません。
さらにウインドウが後ろにある状態でも使用可能であり、いちいちウインドウを切り替える煩わしさがありません。
シンプルな操作性が、はじめての人にも嬉しい設計となっています。
ダウンロードしたい方はこちら☞Okoshiyasu2
テープ起こしにヘッドホンは不可欠!
記者ハンドブックで、正しい表記を!
入力支援ツールで、効率的に進めよう!
求人は、クラウドソーシングサイトで見つけよう!
では、いよいよ実際にお仕事をとる段階です。
自分1人で仕事をとるのは不安かもしれません。
しかし今は、インターネット上で発注者と受注者を結びつける「クラウドソーシングサイト」で、簡単にお仕事を見つけることができます。
おすすめのクラウドソーシングサイト
クラウドソーシングサイトはたくさんの種類があり、どれがいいのか迷ってしまうことも多いです。
そこでまずは2つ、おさえておきたい大手サイトをご紹介します。
クラウドワークス
クラウドワークスは、日本最大級の大手クラウドソーシングサイトで、約332万人ものワーカーを抱えています。
テープ起こしの案件募集は、約2000件です。
自分のプロフィールを登録しておくと、適性がありそうな案件を通知してくれる機能があります。
支払い制度は、クラウドワークスがクライアントから報酬をいったん預かり、作業開始を通達してくれる「仮払い方式」です。
そのため、報酬未払いの問題はまずありません。
ランサーズ
こちらも日本最大級のクラウドソーシングサイトです。
テープ起こしの案件数だけでも、約7000にものぼります。
支払い制度は、クラウドワークスと同じく仮払い方式を採用しています。
クラウドソーシングの案件は、報酬額が相場より低めになることが多いです。
しかし、実績を積んで信頼を勝ち得ていけば、報酬額アップも期待できます。
初めての仕事探しはクラウドソーシングで!
最大手のクラウドワークス&ランサーズ!
実績を積んで報酬アップしよう!
まとめ:テープ起こしは未経験からはじめられる!
こうしてみると、テープ起こしの仕事には知っておくべきことが意外にたくさんあったようですね。
この記事では、テープ起こしの仕事内容、報酬事情、仕事に必要なものなどをご紹介してきました。
テープ起こしはもちろんビジネスですから、大変な部分もあります。
しかし、未経験からでも問題なく案件に取り組むことができるのが大きな魅力です。
ぜひクラウドソーシングサイトを使って、お仕事を探してみてくださいね!
サービス名 | クラウドワークス |
---|---|
サービス評価 | ★★★★★ |
特徴 | 200種類以上の案件 東証マザーズ上場 国内シェアNo1 |
ユーザー数 | 300万人 |
案件種類 | HP・LP・バナー・ロゴ制作 アプリ・ウェブ開発 ライティング等 |
月間報酬目安 | 月10万円以上稼ぐ人も! |
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クラウドワークスのよくある質問
クラウドワークスでは報酬を事前にクライアントから預かり、業務完了後にクラウドワーカーに支払う「仮払い」方式を採用しているので、安心してお仕事することができます。
スキルを必要としない案件も幅広く存在するため初心者でも気軽に始められます。
クラウドワークスでは、マルチ商法(MLM)・ネットワークビジネス等の勧誘は、どのような形であれ一切を禁止しています。しかし完全にゼロというわけではないので受注の際には注意が必要です。
契約金額(税込)からシステム利用料を差し引いた、ワーカーが実際に受け取る金額です。
割合は、契約金額(税込)に応じて5~20%と異なっています。 「10万円以下」の部分:契約金額の20% 「10万円超20万円以下」の部分:契約金額の10% 「20万円超」の部分:契約金額の5%